若一(にゃくいち)王子の新嘗祭(にいなめさい)の翌日にある秋の大祭に部落の代表として参加しました。新嘗祭は宮中および全国の神社で行われる収穫感謝のお祭りです。新嘗とは、「新饗(にいあえ)」の意味で、「新」は新穀、「饗」はご馳走を意味します。収穫の秋に豊かに稔った新穀を神前に供え、神さまの恵みに感謝します。起源は古く、『古事記』に天照大御神が祭りを行ったことが記されているようです。
ここ本山にある若一王子宮は868年前の1149年に紀州国有馬村より祖神二柱を持ってきたことが起源のようです。
手水では手を洗い、口をすすぎ拭紙(ぬぐいがみ)かハンカチで口と手をぬぐいます。手や口を洗い清めることは禊を簡略化した儀式です。身も心も清め、清々しい気持で神殿に入ります。
若一王子宮での祭りは決まった日に行われるため、過疎地であるうえに平日に行われることが多くまた若者の参加が少なく神輿を担ぐ人が少なくなってきています。3台ある神輿も2つは軽トラで運びます。1台も車輪を付けた台に載せ引っ張ります。
神社から出たら約4kmの道を練り歩き途中の町でお祓いをしました。この場所で子供の踊りや、ダンスを披露し餅まきを行いました。
幼稚園の皆さんも参加です。この後餅まきがあり皆で楽しんだ後、子供神輿を引っ張って2kmの道を神社まで帰ります。
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